退職、そしてニートへ
前の記事で詳しく書いてありますが、私は新卒で入社した会社を僅か半年で退職しました。
決してポジティブな意味の退職ではなく、次の転職先も決まっていない言わば「逃げの退職」だったわけです。
1社目の会社を退職した後悔は一切ありませんでした。
ニート生活
出勤がなくなったので毎朝特にする事もなく朝食を食べ、昼食を食べ、夕食を食べての生活でした。
当時は実家住まいだったので母が料理を作ってくれました。
夕方頃になると「今日も何もしなかった。同年代の人たちは仕事頑張っているだろうな」と思うと切なくなってきたのを今でも思い出します。
就職活動
大学在学時の就職活動でも苦戦したのに更に厳しい状況下の中、就職活動を行いました。
下記の通り実体験をまとめました。
①ハローワーク
正直、個人的には最悪でした。オススメしません。
あまり良い求人がなかった記憶があり、何より窓口の年配の男性職員の対応がとても悪かった記憶があります。
あまり親身になってくれず、対応もいい加減でした。
②新卒応援ハローワーク
こちらはめちゃめちゃ良かったです。新卒おおむね3年以内の方は1番おすすめです。
①のハローワークが嘘のようです。
担当の方が面談してくれるのはもちろん、エントリーシートを添削してくれたり、私に合いそうな求人情報を提案してくれたりとかなり親身になって聞いてくれます。
各都道府県に1か所以上あるみたいです。私は東京新卒応援ハローワークに行きました!
③母校の求人
大学に行き、キャリア支援センターを利用しました。
また、ゼミの教授に依頼して推薦書を書いていただいたり協力していただきました。
④地元の合同企業説明会
地元で働きたい気持ちもあったので地元の合同企業説明会にも参加しました。
結局、ここで知った会社に後に就職します。
就職活動中にあった出来事
やはり前職を新卒入社後半年で退職。それなりにインパクトはあるので面接官には必ず聞かれます。
とある会社では「新卒で入った会社を半年で退職して、うちに入ってもすぐ辞めちゃうじゃない?うちは厳しいよ。」と面接官であった重役の方々に言われたのを今でも思い出します。
その会社は「内田クレペリン精神検査」を導入しており、その結果を踏まえて私が内定をいただきました。(他に新卒何名かいましたが私だけ内定)
「あまり納得いってないけど検査の結果良かったから」的な事も重役の方に言われました。
もちろん、後日丁重に内定辞退させていただきました。
個人的に高圧的なところは厳しいよ。と思いました。
就職活動時に基準にしたこと
正直、ニートになってやりたい仕事はなかったです。
就職活動を経て当時の自分なりに考えた「それでもここだけは譲れない!」と思った事を考えた結果、下記の基準を設けることにしました。
①年間休日120日以上
1社目が年間休日105日で、父親や周りの友人に比べて少なかったので年間休日120日以上の会社を基準にしました。
②賞与
賞与ありの会社を選びました。ちなみに「就職活動にあった出来事」で記載した会社は賞与がありませんでした。
③最終学歴大卒以上
1社目の苦い経験からこれも意識しました。
何か当たり前のような話ですが①〜③で絞ると結構会社も選択肢減ります。
特に①と②については第二の給料と私は考えています。
内定
就職活動中に基準にした事を意識して活動を行っていきました。
結果的に地元の合同企業説明会で知った会社に採用をいただけました。
合同企業説明会は正直、私の基準を超えたのが内定をいただけた会社だけだったです。
それだけあって後日の会社説明会、面接はそれなりに人数がいました。
その面接中にも「新卒で入った会社を半年で退職した理由」について問われました。
「営業として働きたかったが、ルートセールスとしての配達がメインでやりたい事が実現できず、また将来的にも10数年はルートセールスのままだから退職を決意した」的なことをお伝えしました。
もちろん退職した理由は学歴差別など他にも色々ありますが、面接ではこのように対応しました。
結果、後日最終面接のお話があり社長、専務、常務の方と面接をして無事採用となりました。
前職を退職して約2ヶ月後には2社目で働くことが決定しました。
まとめ
約2ヶ月のニート生活を経て無事2社目の内定を勝ち取りました。
今回の出来事を振り返ると大学在学時の就職活動時に明確な基準があれば、1社目も違った結果になっていたかもしれないということ。
でも今回の退職の経験があったから気づけたことでもあると思います。
何事も「考えること」そして「自分自身の決定に責任を持つこと」の大切さを学んだ2ヶ月間でした。
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